定員割れ続く西淀川、大正を別高校に統合 府立高再編
大阪府教育委員会は9月5日、府立高校の再編整備計画について教育委員会議で議論し、西淀川高(大阪市西淀川区)と大正高(同大正区)をそれぞれ別の高校と統合する方針を決めた。統合後、2018年度に新校として開設する。
府立学校条例では3年連続定員割れの場合、再編整備の検討対象になると定めている。上記の2校はこれに該当する。
西淀川高は北淀高(同東淀川区)と統合する。大正高は近隣の泉尾高と統合。現在の普通科から幅広い選択科目を用意した総合学園にする。また、府内最北端で生徒が減少している能勢高(能勢町)は豊中高(豊中市)の分校にする。