関西エアポートが加入 関西国際空港全体構想促進協
関西の自治体や経済界でつくる「関西国際空港全体構想促進協議会」(会長・森詳介関西経済連合会会長)は7月20日の総会で、新関西国際空港会社から4月1日に関西空港の運営権を引き継いだ「関西エアポート」を構成団体に加える規約改正を承認した。
オリックスやフランスの空港運営会社バンシ・エアポートなどが出資する関西エアポートの加入に伴い、民間の創意工夫の戦略的経営センスが加わるなどとして、期待の声があがっている。
同協議会は、関西空港の利用促進、利便性向上を目的に87団体で構成。この日はインバウンド(訪日外国人旅行客)の急増に伴う出入国時の受け入れ環境の改善など関西空港の機能強化に向けた国への要望決議案も採択した。