忘れられた大阪の近代工芸 大阪歴史博物館で特別展
十分に世に知られないまま、忘れられた大阪の職人らによる「近代大阪職人(アルチザン)図鑑-ものづくりのものがたり」が、大阪歴史博物館(大阪市中央区)で現在、開館15周年記念特別展として開催されている。
前身の大阪市立博物館の40年を加えた55年間の調査・収集で明らかになった大阪の職人や工芸家の作品約170点が、テーマを3章に分けて展示されている。
名工でありながら惜しくも名を残せなかった大阪の職人「アルチザン」が残した近代工芸作品に、その気概や息吹を感じることができる。中には、今回初公開となる作品もある。6月20日まで。