4月近畿2カ月連続貿易黒字 大阪税関
大阪税関が5月25日発表した近畿2府4県の4月の貿易概況(速報値)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1171億円の黒字だった。黒字は2カ月連続。原油価格の下落や、半導体関連部品の輸出が好調だったことが要因。
輸出は前年同月比5.4%増の1兆3839億円で、4月として過去最高だった。中国向けメモリーなど半導体関連部品や、携帯電話部品などの通信機が増えた。輸入は同4.3%減の1兆2667億円。原油が半減したほか、液化天然ガス(LNG)も3割減少した。