関空に医薬品の新輸出拠点「KIX-Medipac」開設
新関西国際空港会社は5月22日、関西国際空港内で輸出用の医薬品を保管、荷造りできる施設「KIX-Medipac(キックス・メディパック)」を25日に開設すると発表した。保冷庫を備えており。同じ建物内で医薬品の保冷保管と荷造りができる施設は日本の空港で初めてという。
施設は関空の国際貨物地区にあり、広さは約1450平方㍍。医薬品の種類に応じ、温度の異なる2種類の保冷庫を設けた。新関空会社は「医薬品空輸時の準備作業が大幅に短縮できる」としている。関西財界は関西圏を国際的な医療拠点とするよう政府などに求めている。