USJハリポタ開業1カ月 周辺ホテルへ効果波及

USJハリポタ開業1カ月 周辺ホテルへ効果波及

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)が、映画「ハリー・ポッター」の新エリアを開業してから8月15日で1カ月を迎えた。新エリアには関東や九州など関西圏以外から多くの人が訪れ、アジアなど海外からの集客も好調だ。これに伴い、大阪市内のホテルの客室稼働率の単価は上昇傾向にある。また、8月の入場者数は単月での過去最高を更新する可能性も出てきている。

 とりわけ目立つのが、地元の関西圏以外からの入場者の伸び。USJの入場者数は従来、関西圏が全体の6割を占めていたが、ハリポタ開業後の7月後半には4割にまで低下。関西圏以外からの入場者数が、一気に関西圏を上回った。

この結果、市内主要14ホテルの7月の平均客室稼働率は88.1%と前年同期比0.9ポイント上昇した。比較可能な2008年以降で7月として過去最高の水準だ。

関西で保育ビジネスへの民間企業の参入相次ぐ

関西で保育ビジネスへの民間企業の参入相次ぐ

 関西で保育ビジネスへの民間企業の参入が相次いでいる。これまで社会福祉法人が独占していた認可保育所の運営を自治体が株式会社に開放。待機児童の多い大阪市などで企業運営の保育所が増えている。

    引っ越し大手アートコーポレーション子会社のアートチャイルド・ケア(大阪府大東市)は今春、大阪市、大阪府箕面市、兵庫県伊丹市など関西4カ所で認可保育所を開設した。同社は全国24カ所で認可保育所を運営しているが、関西での開設は初めてだ。

    他地域からの参入も目立つ。保育所最大手のJPホールディングスはこれまで、関西では大阪府八尾市の1カ所だけだった。それが今春、子会社を通じて大阪市内に2カ所開設。12月には箕面市にも開設する予定だ。

    大阪市は橋下徹市長の意向で、昨年度の募集から企業に門戸を開放。今春は企業の保育所が1カ所オープンした。来春も6カ所開設される。さらに国が来年度始める3歳未満対象の小規模保育(ミニ保育所)を先取りし、同様の制度を今年度スタート。23カ所が株式会社の運営となる予定だ。

ビル間で熱を融通「サーマルグリッドシステム」実証実験

ビル間で熱を融通「サーマルグリッドシステム」実証実験

 大阪市立大学工学部の中尾正喜・特命教授らの研究グループが開発した、複数のビルの空調設備を専用装置でつなぎ、ビル同士の熱を融通して冷暖房のエネルギーを節約する「サーマルグリッドシステム」の実証実験が8月12日、大阪市住之江区の大阪府咲洲庁舎とアジア太平洋トレードセンター(ATC)の空調設備の各部をつなぎ、始まった。この実証実験の総事業費は3億5000万円。期間は2015年1月まで。省エネ効果などを検証する。

 中尾教授らは、このシステムにより「約4割の省エネ効果が可能」としている。ここで得られたデータをもとに、大手ゼネコンの大林組など20社からなる「咲洲・アジアスマートコミュニティ協議会」が同システムをインテックス大阪(大阪市住之江区)の6つの建物に15年3月導入。約1年間の検証後、16年3月に実用化する予定。

7月の近畿のマンション販売回復 7カ月ぶりに2000戸台

7月の近畿のマンション販売回復 7カ月ぶりに2000戸台

 不動産経済研究所によると、近畿2府4県で7月に発売された新築マンションは2016戸で、2013年12月以来7カ月ぶりに2000戸を上回り、消費増税で減少していた新築マンション販売が回復してきた。実際に売れた割合は77.1%で、売れ行きが好調とされる7割を6カ月連続で超えた。

USJ カジノ参入に向け海外の複数企業と交渉

USJ カジノ参入に向け海外の複数企業と交渉

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するUSJが、テーマパークからカジノ事業への進出を目指し、複数の海外業者と共同事業に向けて交渉していることが明らかになった。カジノ事業の候補地として東京都、大阪府、沖縄県が挙がっている。

 USJはラスベガス最大のカジノ運営企業、米MGMリゾーツ・インターナショナルや米最大のシーザーズ・エンターテインメントなどと協議している。マレーシア第3位の富豪、リム・コク。タイ氏率いるカジノ運営企業、ゲンティンとも交渉中。

7月の大阪中心部のオフィス空室率3カ月連続改善

7月の大阪中心部のオフィス空室率3カ月連続改善

 賃貸オフィス仲介の三鬼商事によると、7月の大阪中心部のオフィス平均空室率は前月から0.17%ポイント改善して8.72%だった。景気回復を背景に新築ビルへの企業の入居が進み、3カ月連続で改善した。地区別の空室率は梅田が0.1ポイント減の8.27%と4カ月連続で改善し、淀屋橋・本町は0.24ポイント減の9.3ポイントだった。

違反看板なお3割 猶予7年 京都「景観条例」9月施行

違反看板なお3割 猶予7年 京都「景観条例」9月施行

 京都市が景観保全のため屋外広告物の色や大きさを厳しく規制している条例で、基準に合わない看板に許された猶予期間が8月末で終了する。市中心部の大通りで看板の付け替えが急ピッチで進む一方、全体の約3割は条例違反の状態が続く。市は悪質な事例は行政代執行による撤去も視野に指導を強化しているが、看板を掲げる業者からは「規制が厳しすぎる」と不満が漏れる。

紫式部文学賞に「青鞜」の歩み描いた森まゆみさん

紫式部文学賞に「青鞜」の歩み描いた森まゆみさん

 京都府宇治市は8月8日、女流文学作品を対象にした第24回紫式部文学賞に東京都文京区在住の作家、森まゆみさん(60)の「『青鞜』の冒険-女が集まって雑誌を作るということ」(平凡社)を選んだと発表した。受賞作は女性解放運動家の平塚らいてうらが創刊した雑誌「青鞜」の歩みを丹念に描いている。

江戸期に活躍の「淀川舟運」現代に再現 10月実施

江戸期に活躍の「淀川舟運」現代に再現 10月実施

 江戸時代に京都と大阪を往来した「三十石船」の「淀川舟運」を再現する観光ツアー「蘇れ!淀川の舟運」が10月3日から行われる。大阪市中央区の天満橋付近と中継港だった枚方市を屋形船で結ぶ船旅で、実施日は10月3、4、6、9、10、12日。

  「上りコースは」午前10時に天満橋に八軒家浜船着場を出発。大人5900円、子供(小学生)3900円、昼食付き。「下りコース」は午後1時半に枚方船着場を出発する。大人3900円、子供1900円、茶菓子付き。運航時間はそれぞれ約2時間。定員は約45人。要予約。

    船内では淀川舟運の説明があり、江戸時代から歌い継がれてきた「三十石船唄」も披露される。問い合わせは枚方市地域振興総務課。

近畿の7月倒産 負債238億円 過去20年で最少

近畿の7月倒産 負債238億円 過去20年で最少

 東京商高リサーチは8月8日、近畿2府4県で7月に倒産した企業(負債額1000万円以上)の負債総額が前年同月比15.5%減の238億円となり、7月としては過去20年で最少だったと発表した。倒産件数は0.5%減の218件だった。府県別にみると、負債額は京都、奈良、和歌山で減ったが、大阪、兵庫、滋賀で増えた。