関西エアポート 近畿の食材輸出促進へ商談会

海外からの玄関口、関西・大阪・神戸の3つの空港を運営する関西エアポートが6月13日、大阪市淀川区のホテルで近畿地域の食材輸出促進に向け、海外のバイヤーを招き商談会を開いた。同商談会には近畿地域の食品生産者や卸売業者、タイやマレーシアなど海外からのバイヤーも数多く集まった。商談は、海外のバイヤーたちのテーブルを、近畿地域の生産者らが回る形で進められ、「水ナス」やワインなどにバイヤーが強い関心を示していた。

大阪府と象印マホービン プラスチックごみ削減で連携協定、マイボトル利用促す

象印マホービン(本社:大阪市北区)は6月12日、プラスチックごみ削減や省エネ、猛暑対策など環境関連分野の社会課題の解決と「マイボトルユーザーにやさしい街おおさか」の実現に向けて、大阪府との間で連携協定を締結したと発表した。今後、両者はマイボトルの利用を府民に促し、プラスチックごみ削減や省エネ、猛暑対策等に努めていく。

ロート製薬子会社 シンガポールにフローズンフルーツバー海外初出店

ロート製薬(大阪本社:大阪市生野区)は6月12日、子会社、ジャパンパレタス(本社:神奈川県鎌倉市)がシンガポールのChurch Streetに位置するCapital Square「GOCHI」内にPALETAS(パレタス)の新店舗を6月13日に出店すると発表した。パレタスは、旬の時期に収穫される新鮮なフルーツや野菜を果汁やジェラート、ヨーグルトなどに閉じ込めたフローズンフルーツバー。本店の鎌倉店をはじめ関東を中心に3店舗出店しているが、海外での出店は初めて。

関西広域連合,新組織発足し連携 海洋プラスチックごみ削減へ

関西広域連合は6月11日、新たな組織を発足させ、自治体や企業で連携して、レジ袋やペットボトルなどプラスチックごみの削減を進めていくことになった。「海ごみ抑制プラットフォーム」と名付けられたこの組織は、関西広域連合に参加する各府県や政令指定都市のほか、飲料メーカーや小売店の団体などが参加する。11日は発足に合わせ関係者およそ300人が集まり、大阪市北区でシンポジウムが開かれた。深刻な海洋汚染につながるプラスチックごみは、いまや国際的な課題となっており、6月28、29日開催される「G20大阪サミット」でも話し合われる予定。

医師不足の救命センター ネット寄付で目標達成 高槻市

大阪府高槻市の大阪府三島救命救急センターは6月11日、医師不足から収入が減少したため、クラウドファンディングで支援を支援を呼びかけたところ、呼び掛けから6日後の11日午後、寄付の申し出が目標額の2,000万円に達したとと発表した。1,050人が申し出、寄付額は合計で2,004万1,000円に達した。この90%余は関西在住者で、以前、子どもがお世話になりましたなどのコメントが寄せられたという。同センターは医師不足から患者の受け入れを制限した結果、収入が減少し、厳しい運営が続いていた。

アップルとの取引比率の高さを憂慮 シャープ戴会長兼社長

シャープの戴正呉会長兼社長は6月11日、事業方針説明会で米国のアップルを念頭に、特定の顧客との取引比率が高すぎると指摘し、米中貿易摩擦で自社に影響が拡大することを憂慮、対策が必要との認識を示した。シャープは今回の米中貿易摩擦について、売り上げの増加を見込む製品があるものの、今年度1年間のグループ全体の売り上げ予想の1.4%程度にあたるおよそ370億円の減収要因になるとしている。

泉佐野市が係争処理委に審査を申し出 ふるさと納税で

ふるさと納税の新しい制度から除外された大阪府泉佐野市は6月10日、決定を不服として、総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出た。申し出によると、「ふるさと納税の新しい法律が施行される前の取り組みで制度から除外するのは、法的な効果を過去に遡って適用させるもので、思惑通りに動かなかったことをもって、不利益を科していることに他ならない」などとしている。委員会では申し出を受けてから90日以内に審査し、国の対応が違法または不当と認められる場合は、必要な措置を講じるよう関係する省庁に勧告する。

近畿5月企業倒産171件で2カ月ぶり減少

帝国データバンクのまとめによると、近畿地方で5月に1,000万円以上の負債を抱えて倒産(法的整理)した企業は171件で、前年同月と比べ28件(14.1%)減少した。前年同月比で減少するのは2カ月ぶり。製造業の好調な輸出や外国人旅行者の消費を下支えとした緩やかな景気回復が主要因としている。また、負債総額も152億4,300万円で、前年同月と比べ3億1,000万円(2.0%)減少した。

作家の田辺聖子さん死去

関西の女性作家で、人生の機微を軽妙に表現する作風で、またそうしたエッセーも含め多くのファンを集めた田辺聖子さんが6月6日、神戸市内の病院で胆管炎のため亡くなった。91歳だった。田辺さんは昭和3年、大阪で生まれ、当時の樟蔭女子専門学校の国文科在学中から小説を書き始め、昭和39年に「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で第50回芥川賞を受賞。古典の「源氏物語」を現代語で書き換えた「新源氏物語」など古典の紹介に取り組んだ。またエッセー数多く執筆し、”お聖さん”の愛称で親しまれた。平成7年に紫綬褒章、平成20年に文化勲章をそれぞれ受章している。

大阪サミットに課題残す G20財務相・中央銀行総裁会議

福岡市で2日間にわたり開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議は6月9日、閉幕した。成果としてとりまとまられた共同声明では、世界経済が下振れするリスクとして貿易摩擦の激化などを挙げたうえで、G20各国がこれらのリスクに対処するため「さらなる行動をとる用意がある」と明記した。しかし、議長国の日本が盛り込みたいとしてきた自由貿易の重要性や、摩擦の緩和につながる明確なメッセージを打ち出すには至らず、6月28、29日の大阪サミットに課題を残す形となった。