江戸期 大和川治水に尽力した中甚兵衛を漫画に

江戸期 大和川治水に尽力した中甚兵衛を漫画に

 江戸時代に大和川の治水に尽力した中甚兵衛(1639~1730年)の偉業を広く伝えようと、幸田栄長(えいちょう)さん(69)ら東大阪市の有志たちが、その生涯を描いた漫画『中甚兵衛物語』を制作した。

 中甚兵衛は河内郡今米村(現 東大阪市)の出身。柏原市辺りから北上し東大阪市などを通って淀川に合流していた旧大和川を、堺市方向へ西に流れる現在の流路に付け替えるよう、半世紀にわたって幕府に要望し1704年に実現させた。

 旧大和川は、周辺の土地より川底が高い“天井川”となっていたため、当時農民たちは度重なる洪水に苦しめられていた。しかし、この付け替え工事の結果、水害が激減した府東部では綿花栽培が栄え「河内木綿」に代表される、後の織物産業の発達につながったとされる。

昭和30年代の屋台村を再現「裏なんば虎目横丁」

昭和30年代の屋台村を再現「裏なんば虎目横丁」

 大阪・ミナミの千日前にある通称「裏なんば」の飲食店街に、昭和30年代の屋台村をイメージした飲食複合施設「裏なんば虎目横丁」がオープンし、仕事帰りのサラリーマンらで連日にぎわっている。焼き鳥店やお好み焼き店など9店があり、それぞれの店で食事しながら、他店の料理も味わえる「出前」システムが人気だ。11月末に新規出店する6店のオーナーも募集中で、新たなミナミの飲食スポットとして注目を集めている。

5代目グリコお疲れさん 秋にはLED使用の6代目

5代目グリコお疲れさん 秋にはLED使用の6代目

 大阪・道頓堀のシンボルとして親しまれている江崎グリコ(大阪市西淀川区)の5代目電光看板が8月17日、改修工事に入るため最後の点灯を終えて、引退した。今秋にはLED(発光ダイオード)を使った6代目が披露される。

 同日午後10時にネオンが突然消えると、驚いたように「エーッ」と声を挙げたり、看板を見上げたりする通行人らの姿が多くみられた。

 道頓堀に架かる戎橋のたもとにグリコのネオン塔広告が登場したのは1935年(昭和10年)。背景に大阪城や通天閣などの名所を入れた5代目看板は1998年(平成10年)からで、老朽化により6代目にバトンタッチすることになった。

1.5億円の純金“ゴジラ”登場 あべのハルカス

1.5億円の純金“ゴジラ”登場 あべのハルカス

 映画「ゴジラ」の公開60周年を記念して、1億5000万円の純金ゴジラなどを展示する「G博~ゴジラ大阪に現る~」が日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の近鉄百貨店本店で始まった。8月24日までウイング館8Fの近鉄アート館で開催される。純金ゴジラは田中貴金属ジュエリー(東京)が制作した。高さ約24㌢、幅約19㌢、重さは約15㌔。

 公開中の米ハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」に合わせた催しで、純金ゴジラのほか、2㍍のゴジラの立像や、同映画に出演の渡辺謙さんが着用した衣装などを展示。入場料は一般1000円、大学生・高校生800円、中学生以下は無料。

USJハリポタ開業1カ月 周辺ホテルへ効果波及

USJハリポタ開業1カ月 周辺ホテルへ効果波及

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)が、映画「ハリー・ポッター」の新エリアを開業してから8月15日で1カ月を迎えた。新エリアには関東や九州など関西圏以外から多くの人が訪れ、アジアなど海外からの集客も好調だ。これに伴い、大阪市内のホテルの客室稼働率の単価は上昇傾向にある。また、8月の入場者数は単月での過去最高を更新する可能性も出てきている。

 とりわけ目立つのが、地元の関西圏以外からの入場者の伸び。USJの入場者数は従来、関西圏が全体の6割を占めていたが、ハリポタ開業後の7月後半には4割にまで低下。関西圏以外からの入場者数が、一気に関西圏を上回った。

この結果、市内主要14ホテルの7月の平均客室稼働率は88.1%と前年同期比0.9ポイント上昇した。比較可能な2008年以降で7月として過去最高の水準だ。

関西で保育ビジネスへの民間企業の参入相次ぐ

関西で保育ビジネスへの民間企業の参入相次ぐ

 関西で保育ビジネスへの民間企業の参入が相次いでいる。これまで社会福祉法人が独占していた認可保育所の運営を自治体が株式会社に開放。待機児童の多い大阪市などで企業運営の保育所が増えている。

    引っ越し大手アートコーポレーション子会社のアートチャイルド・ケア(大阪府大東市)は今春、大阪市、大阪府箕面市、兵庫県伊丹市など関西4カ所で認可保育所を開設した。同社は全国24カ所で認可保育所を運営しているが、関西での開設は初めてだ。

    他地域からの参入も目立つ。保育所最大手のJPホールディングスはこれまで、関西では大阪府八尾市の1カ所だけだった。それが今春、子会社を通じて大阪市内に2カ所開設。12月には箕面市にも開設する予定だ。

    大阪市は橋下徹市長の意向で、昨年度の募集から企業に門戸を開放。今春は企業の保育所が1カ所オープンした。来春も6カ所開設される。さらに国が来年度始める3歳未満対象の小規模保育(ミニ保育所)を先取りし、同様の制度を今年度スタート。23カ所が株式会社の運営となる予定だ。

ビル間で熱を融通「サーマルグリッドシステム」実証実験

ビル間で熱を融通「サーマルグリッドシステム」実証実験

 大阪市立大学工学部の中尾正喜・特命教授らの研究グループが開発した、複数のビルの空調設備を専用装置でつなぎ、ビル同士の熱を融通して冷暖房のエネルギーを節約する「サーマルグリッドシステム」の実証実験が8月12日、大阪市住之江区の大阪府咲洲庁舎とアジア太平洋トレードセンター(ATC)の空調設備の各部をつなぎ、始まった。この実証実験の総事業費は3億5000万円。期間は2015年1月まで。省エネ効果などを検証する。

 中尾教授らは、このシステムにより「約4割の省エネ効果が可能」としている。ここで得られたデータをもとに、大手ゼネコンの大林組など20社からなる「咲洲・アジアスマートコミュニティ協議会」が同システムをインテックス大阪(大阪市住之江区)の6つの建物に15年3月導入。約1年間の検証後、16年3月に実用化する予定。

7月の近畿のマンション販売回復 7カ月ぶりに2000戸台

7月の近畿のマンション販売回復 7カ月ぶりに2000戸台

 不動産経済研究所によると、近畿2府4県で7月に発売された新築マンションは2016戸で、2013年12月以来7カ月ぶりに2000戸を上回り、消費増税で減少していた新築マンション販売が回復してきた。実際に売れた割合は77.1%で、売れ行きが好調とされる7割を6カ月連続で超えた。

USJ カジノ参入に向け海外の複数企業と交渉

USJ カジノ参入に向け海外の複数企業と交渉

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するUSJが、テーマパークからカジノ事業への進出を目指し、複数の海外業者と共同事業に向けて交渉していることが明らかになった。カジノ事業の候補地として東京都、大阪府、沖縄県が挙がっている。

 USJはラスベガス最大のカジノ運営企業、米MGMリゾーツ・インターナショナルや米最大のシーザーズ・エンターテインメントなどと協議している。マレーシア第3位の富豪、リム・コク。タイ氏率いるカジノ運営企業、ゲンティンとも交渉中。

7月の大阪中心部のオフィス空室率3カ月連続改善

7月の大阪中心部のオフィス空室率3カ月連続改善

 賃貸オフィス仲介の三鬼商事によると、7月の大阪中心部のオフィス平均空室率は前月から0.17%ポイント改善して8.72%だった。景気回復を背景に新築ビルへの企業の入居が進み、3カ月連続で改善した。地区別の空室率は梅田が0.1ポイント減の8.27%と4カ月連続で改善し、淀屋橋・本町は0.24ポイント減の9.3ポイントだった。