医用電子機器を手掛ける日本光電(本社:東京都新宿区)は5月6日、約11億円を投じ子会社の日本光電インディアが、インドハリヤナ州で検体検査試薬の新工場を設立すると発表した。新工場の土地面積は約1万6,135㎡、床面積は現工場の約4倍の約8,900㎡。2024年春稼働開始の予定。
インドにおける検体検査機器の設置が拡大し、試薬の需要が増加傾向にあることから、新工場を設立し生産能力の増強を図る。
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AGC 1,000億円超投じタイでクロール・アルカリの能力増強
AGC(本社:東京都千代田区)は5月6日、インドシナ半島におけるクロール・アルカリ事業の統合新社、AGC Vinythai Public Company Limited(2022年7月設立予定)のタイ2拠点の生産能力を増強すると発表した。稼働開始は2025年第1四半期を予定。投資総額は1,000億円以上を見込み、同社グループとして過去最大の金額規模となる。
この設備増強により、同社グループの東南アジアにおけるクロール・アルカリ製品の年間生産能力は、苛性ソーダ164万トン(現在142万トン)、塩化ビニルモノマー(VCM)170万トン(同130万トン)、塩化ビニル樹脂(PVC)160万トン(同120万トン)にそれぞれ拡大する。
JBIC,三井住友銀 エンケイのインド法人に3.6億ルピー融資
国際協力銀行(JBIC)および三井住友銀行は5月6日、エンケイ(本社:静岡県)のインド法人、ENKEIWHEELS(INDIA)LIMITED(以下、EKIN)との間で、総額3億6,000万インドルピーの協調融資を実施する貸付契約を締結したと発表した。内訳はJBIC分2億5,200万インドルピーを限度とし、三井住友銀行分が1億800万インドルピー。この融資はEKINが自動車部品の製造・販売事業を行うために必要な資金に充てられる。
エンケイは、1950年設立の四輪・二輪自動車メーカー向けのアルミホイールの製造・販売を手掛ける中小企業。インドでの事業拡大を企図しており、インドルピー建て融資で支援するもの。
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関西の百貨店各社 客足戻り4月売り上げ大幅増
関西百貨店各社の4月の売り上げは、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向となり、消費者の外出意欲が高まり客足が戻ったことで、前年同月比で大幅に増加した。
阪神梅田本店は4月6日に全館がオープンし、売り場面積がリニューアル工事をしていた前年より増えたうえに、食品フロアの洋菓子や総菜の販売が好調だったことから前年同月比143.6%の増となった。阪急うめだ本店は阪急メンズ大阪との合計で56.3%増加した。
このほか、大丸梅田店は43.9%、高島屋大阪店は40.8%、あべのハルカス近鉄本店は34.6%それぞれ増加した。
ただ、大型連休後に再び、コロナの感染者が拡大して、消費に影響が出ないか注視している。
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植物肉のDAIZ タイのベンチャーへ原料供給開始
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップ、DAIZ(本社:熊本市)は5月2日、タイ大手財閥TOAが2021年8月に立ち上げた植物肉ベンチャー企業、LOTTOFOOD(Thailand)Public Company Limited(本社:バンコク、以下、LOTTOFOOD)へ、植物肉原料として「ミラクルミート」を4月より提供開始したと発表した。
LOTTOFOODは、これを原料にプライベートブランドとして「TONKATSU(とんかつ)」、「HAMBURG(ハンバーグ)」、「SAUSAGE(ソーセージ)」を製品化し、企業向け・一般消費者向けに販売する事業を開始した。
これはDAIZとして初の海外への本格的な原料提供となる。同社は今後もアジア・欧米などを中心に、現地パートナー企業との協業を通じて、海外展開を積極的に推進していく。
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ENEOS HD ミャンマーの天然ガス事業から撤退
石油元売り大手のENEOSホールディングス(本店:東京都千代田区)は5月2日、ミャンマーで手掛けている天然ガス事業から撤退すると発表した。同社が撤退するのは、ミャンマー南部沖、イェタグンガス田の開発事業。
日本政府(経済産業省)およびエネオスHD傘下のJX石油開発、三菱商事の3社が出資するJXミャンマー石油開発(所在地:東京都千代田区、日本50%、JX石油開発40%、三菱商事10%)が19.3%の権益を保有している。すでに今年2月に、三菱商事が同ガス田事業から撤退する方針を決めており、事業継続は困難になるとみられる。
2021年2月の国軍のクーデターで、事業の収益が国軍側の資金源になっているとの批判が強まっており、事業の継続が難しいと判断した。
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PPIH 香港2号店「鮮選寿司」4/29オープン
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は4月29日、グループのパン・パシフィック、リテールマネジメント(香港)(本社:香港)が「情熱笑店 Peak Galleria(ピークギャレリア)」を、”鮮度特急寿司”をコンセプトとした「鮮選寿司 Peak Galleria」としてリニューアルオープンした。
鮮選寿司は2021年10月にPPIHグループ初となる寿司店として香港2号店「DON DON DONKI OP Mall店」内へのオープン以来、現地の顧客から高い支持を得ている。
本マグロやサーモンなどネタを世界中から厳選して、鮮度が高い状態で提供する。コメは、香港の自社精米所で精米したての「北海道産ななつぼし」を使用する。純米大吟醸使用酢と2種類の赤酢をブレンドしたオリジナル寿司酢を使用。店舗面積は181㎡。客席数は112席。