東京・大阪が最先端「スマートシティ」技術発展で先導を確認

東京都と大阪府・大阪市は11月26日、大阪市役所で東京都の小池知事、大阪府の吉村知事、大阪市の松井知事らの出席のもと、「東京・大阪連携会議」を開いた。この中で、最先端の技術を取り入れた「スマートシティ」の実現に向けて、東京と大阪で進めている取り組みが紹介された。そして、東京オリンピック・パラリンピック(2020年)、大阪・関西万博(2025年)の2つのメガイベントを最大限に活かして、先端技術の発展を先導していくことなどを確認した。

東芝インフラS 大阪メトロの次世代改札機の実証実験へ参画

東芝インフラシステムズ(本社:川崎市幸区)は11月25日、大阪市高速電気軌道(以下、大阪メトロ)が2019年12月10日~2020年9月30日(予定)まで行う次世代改札機の実証実験に参画すると発表した。同社は大阪メトロ長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅で顔照合およびQRコード認証用改札機を使用した実証を行う。1機目には顔照合技術を、2機目にはQRコード認証技術を採用した2機の自動改札機を設置する。モニタとして参加する大阪メトロ社員が事前登録したデータにより、顔照合またはQRコード認証で駅改札入退場を行い、その実用性を検証する。

4特別区への移行は25年1/1「大阪都構想」骨格ほぼ固まる

「大阪都構想」の設計図を検討する法定協議会で、この骨格がほぼ固まった。骨子は①いまの大阪市24区を再編し、2025年1月1日に4つの特別区に移行させる②4つの特別区の区名を「淀川区」「北区」「中央区」「天王寺区」とする③すべての特別区に児童相談所を設置する④大阪府に特別区との調整業務を担う「特別区連携局」などの新しい組織を設置する-など。これを受け府と市は、年明けから都構想の設計図となる協定書の案を作成する作業に入る。

JR西日本が開閉場所自在のホームドアを開発 世界初

JR西日本(本社:大阪市北区)は11月20日、電車のドアの位置や数に合わせ自在に開閉する場所を変えられるホームドアの試作機を世界で初めて開発したと発表した。このホームドアはふすまのように左右にスライドさせることができ、特急や普通など様々な電車のドアの位置や数に合わせて、開閉する場所を自在に変えられるのが最大の特徴。同社がグループ会社とともに開発した。                                                                   ガラス張りのホームドアは大型ディスプレーの役割を果たし、電車の行き先や運行情報などを表示できるほか、センサーで人を感知すると自動で停止する機能も備えている。JR西日本ではさらに改良を加え、4年後に開業予定のJR大阪駅北側の「うめきた」エリアにできる地下の駅での導入を目指す。 

「大阪・関西万博」,開幕を前倒しへ、会場・交通の混乱回避

日本政府は2025年の「大阪・関西万博」の開催期間について、5月3日から11月3日としていた日程を2~3週間前倒しする方向で調整することになった。開幕日を大型連休の期間とずらすことで、来場者が集中することによる会場や交通機関の混乱を避けるためとしている。開幕時期の前倒しで、開催期間が最長6カ月間と定められているため、閉幕の時期も前倒しされ、2,800万人と予想している来場者数には大きな影響はないとしている。政府は開催の日程を調整したうえで、年内にBIE(博覧会国際事務局)に、具体的な開催計画を提出することにしている。

コクヨ ぺんてる子会社化へ過半数株取得目指す

コクヨ(本社:大阪市東成区)は11月15日、同社の持分法適用関連会社のぺんてる(本社:東京都中央区)を連結子会社とするため、発行済み株式総数の過半数の取得を目指すと発表した。買付期間は11月15~12月15日まで、買付価格は普通株式1株につき3,500円。

大阪市が公園に保育所整備へ 浪速区で事業者公募開始

大阪市は保育に対する多様なニーズに応えていく必要があるとして、市の中心部にある浪速区の浪速公園に新たに保育所を整備することを決め、施設を設置・運営する事業者の公募を始めた。公募の条件に、施設の定員を100人以上とし、このうち0歳児から2歳児までの定員を40人上とすることや、公園の魅力や機能の向上につながる提案を行うことを盛り込んでいる。                                                                                           大阪市が公園に保育所を設置するのは初めてで、2020年の2月ごろに事業者を決定したうえで、2021年4月の開設を目指すとしている。大阪市の保育所の待機児童は2019年4月1日時点で過去最少の28人まで減少したが、このほかに希望する施設に入れないことなどを理由に、あえて施設を利用しない児童らが2,000人余りに上っているという。

文楽で80年ぶりの名跡「竹本錣太夫」復活

およそ80年前に途絶えた人形浄瑠璃の名跡が復活することになった。語り手の「太夫」を務める竹本津駒太夫さんが2020年1月、「六代目 竹本錣(しころ)太夫」を襲名する。襲名披露公演は2020年1月、大阪・日本橋の国立文楽劇場で行われる。竹本津駒太夫さんは広島県尾道市出身の70歳。                                                                             錣太夫は、人形浄瑠璃「文楽」で昭和初期にかけて活躍した先代の五代目が”艶物(つやもの)”と呼ばれる男女の恋愛を描いた作品の語りの名手として知られる名跡だが、およそ80年前に途絶えていた。

近畿で昨年より18日早い「木枯らし1号」

近畿地方は11月4日、西高東低の冬型の気圧配置となって北寄りの風が強まり、大阪管区気象台は「近畿地方で”木枯らし1号”が吹いた」と発表した。近畿地方の木枯らし1号は昨年と比べ18日早いという。

「大阪・光の饗宴」,冬の風物詩御堂筋などでスタート

大阪の街を色とりどりのイルミネーションで彩る恒例のイベント「大阪・光の饗宴」が11月4日、大阪・御堂筋はじめ吹田市の万博記念公園など府内各地で始まった。           大阪・御堂筋の点灯式では吉村知事が、「冬の風物詩となっているイルミネーションで、大阪の街を元気にしてほしい」とあいさつ。その後、カウントダウンが行われ、街路樹のイルミネーションが一斉にともされた。御堂筋は梅田から難波までのおよそ4kmが青や紫、オレンジなど130万個ものLED電球の光で彩られた。この日は特別に淀屋橋から心斎橋の区間が時間限定で歩行者天国となり、訪れた人たちは写真に収めるなど、道路いっぱいのスペースを歩きながら散策を楽しんでいた。御堂筋では12月末まで午後5時~同11時までイルミネーションを楽しむことができる。