2018/03/03

大阪府 宿泊税1人5000円以上に対象を拡大へ

大阪府 宿泊税1人5000円以上に対象を拡大へ

大阪府の松井一郎知事は3月2日、2017年に導入した宿泊税の対象を宿泊料金1人5000円以上に拡大する方針を明らかにした。対象拡大により、1人5000~1万円未満の税額を50円とする考えだ。松井氏は「この秋にも関連の条例案を議会に提出したい」としている。
現在は宿泊料金1万円以上に対し、100~300円を課している。ただ、年間の税収が7億5700万円にとどまり、当初の想定を3割下回った。その結果、予定していた無料の公共無線LANの設置事業を減額したほか、府の観光施設の多言語表示事業も見送っている。